「やらなきゃいけないこと」から抜けるために「やらなきゃいけないこと」をやる

最近、仕事仕事の「やらなきゃいけないこと」に追われていて、全く自分のやりたいことの時間が作れていなかった。

やりたいことをざっとあげると
・生まれたばかりの赤ちゃんとの時間
・勉強になりそうな読みたい本
・ブログやYouTubeのアウトプット

などなど。

朝早い時は、生まれたばかりの娘を見る暇もなく、5時には会社に行って、朝のお弁当の揚げ物や焼き物といった仕上げをしてから、盛り込みをする。終わってからはランチの準備、そしてランチ営業と休む暇なく追われていく。

ランチも最近はお客様の客足が緊急事態宣言後のすぐから比べると戻りつつある。

なので、ありがたいことに昼営業中もバタバタやることが満載。(前年より売上もない+働き方改革で、人は最小限で1人何役もやる)

「やっと落ち着いた」昼営業が落ち着いたと思ったら、次は全員分のまかない作り。

土日は10人以上のまかないを作ることも当たり前。

それを基本30分以内に作る。

美味しいのを作るのは当たり前で、余っている材料を見つけ出し、素早くが鉄則。

もちろん、そんなことを1人でできるわけもないので「〜の材料持ってきて!」や「〜くらいの幅で切っておいて」など、全員にお願い。その間もオーダーが来ながら、やってくれるので、本当にうちのスタッフは一生懸命働いてくれる。

そんなこんなでさささっと、作って熱々で盛り付け、高校生は山盛りにしてあげると喜ばれるのでそうしている。(それでもご飯は日本昔話のご飯並みに山盛りで食べるので、いつも驚かされる)

作り終えたところで全員に声かけして、やっと終了。

これで休憩。と思いきや、15時に持ち帰る方や夕方の料理が入っている場合もあり、さっき作ったまかないを慌てて口の中にかきこむ。もちろん立ち食い。多分、10分以内で食べている。

ご飯を食べながら、合間に見る待ち受けの子供の寝顔を見ることで「よし」と気合が入る。

持ち帰り料理を作り終え、やっと昼の部は終了。

休憩に入り、座った途端一気に疲れがやってきて、5分もしないうちに眠りにつく。

もちろん、ベットなんかで寝たら寝過ごしてしまうので車の中か、椅子席の椅子をつなげて寝ている。寝心地はあまり良くないので、眠りが深い私はこのやり方がいい。

予備でかけているアラームを何回も止め、無理やり体を起こすと、急いで夜の準備。

少なくなっている魚をおろしたり、寿司ネタで使えるように事前に切っておく。

そして、夜の部がオープン。

オーダーが来始めてからはバタバタ。

自分の料理を美味しく、素早く提供するのはもちろん、料理を出す順番の指示、他のスタッフの作った料理の盛り付けの確認。落ち着いてからは次の日のネタをカットしたり…とやることが山積み。

ラストオーダーを聞き終わって、片付けをしたら、あっという間に時計は21時。

注文を急いで終わらせ、家に帰るともちろん生後2ヶ月の娘はすでに寝ている。電気も真っ暗。

そして、娘の顔を眺めて幸せな気分でいるのもつかの間、嫁に今日あった出来事を共有してもらう。

「今日は首がすごい動いてたよ!」

「なかなか寝ついてくれなくて、さっきまで起きてたよ」

うんうんと聞きつつも、内心「一緒にいれていいな」と思ってしまう。

なんせ、こんな感じの日常でほぼ寝るだけの生活になってしまって、週に1度の水曜日の休みも会議でほとんど家に帰れなかった。

「何のために働いているんだろう」と時々思ってしまうが、嫁と娘もいるのでそんなことは考えないようにしていた。

元から学ぶことも大好きで、ブログやYoutubeも始めたが、その時間も全く作れていない。

読みたい本や紹介されて買った本もすでに5冊以上溜まっている。

そんな生活が続いて「何もできなかった」と自分を責めてしまうことも続いたが、あるきっかけで会社から連休をもらえることになった。

そして、昨日お世話になっている情報発信の方からこんなアドバイスを頂いた。

「ブログやYouTubeなどが更新できなく、創造力が生まれないのは、余裕がないからです。無理してでも余裕や休む時間をとってください」

なるほど。この連休に入る前にこんなアドバイスを頂いたのは偶然ではなく、必然だと感じた。

・コロナで売上が下がった飲食店の店長として
・新しく生まれてくれた子供のパパとして
・今後、会社を継いでいく後継者として

など、やることが山積みで、正直「休んでいられない」と思っていたけど、この機会に置き去りにしていた自分の心の声を聞いてみよう。

1月からいろいろ悩んですごい苦しい日々も続いたけど、分かったことが1つある。

それは「今の飲食店主体のままのやり方ではいけない」ということ。

コロナでお客様の数が少ないのに、お客様を待つ営業をして、来てから慌ただしく料理を提供する。まして、国からは「労働時間を短くしろ!」ということも言われているのに、従来の飲食店の形を変えないのは矛盾している。

都会でどんどんお客様がくる店舗ならまだしも、人口6,000人でほぼ2人に1人は65歳以上のこの町には合わない。

まして、こんな朝早くに行って夜遅くに帰ってきて子供との時間もない生活を続ける気も全くない。

だから、この休み期間で「飲食店主体の店舗を変える」決断をした。

そうは言っても全く簡単ではない。すべてのメニューでかかっている食材費(原価)を出し、原価率を見るのに「ケチャップ 1gで〜円」という細かい計算をしていかなければいけない。ざっと仕出しやレストランも含めると300以上のメニューがあるだろう。

自分はもちろん、働いているスタッフやその周りの家族が喜ぶんなら、大変だけど進むしかない。「子供と一緒にいられる時間が増える」と考えるとニヤニヤが止まらなくなってしまう。単純だけどそれが原動力かな?

休みは心の充電をしたり、次の1歩を踏み出すためにも必要だと気付かされました。

この大変が一生続くと思うからしんどい。

だから、こう解釈しました。

「やらなきゃいけないこと」に追われる生活から抜けるためにも「やらなきゃいけないこと」を終わらせる。

リスタートを切ります。

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